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屋根が雨漏りした時の対処法!よくある原因と業者依頼がおすすめな理由を解説

トラブル豆知識
屋根が雨漏りした時の対処法!-よくある原因と業者依頼が-おすすめな理由を解説

屋根からの雨漏りで困っていませんか?

雨漏りは、マンションやアパートの住人とトラブルに発展する可能性が高いです。また、対策せず放置するとマンションの老朽化につながります。とはいえ、何から対策すればよいかわからないと思います。

この記事では、住人から雨漏りの連絡を受けた時の応急処置や、修理業者への依頼がおすすめな理由、優良業者を見つける方法について解説します。

自分で修理しづらい部分だからこそ、業者選びは特に重要です。最後まで読んで参考にしてください。

屋根からの雨漏りの症状と原因

雨漏りと聞くと、雨水が天井から流れるイメージがあるのではないでしょうか?

しかし実際は住人の「壁にこんなシミがあっただろうか?」との気づきから始まります。まずは気づきとなる雨漏りの症状や、その原因についてご紹介します。

屋根からの雨漏りの症状5つ

雨漏りの主な症状は5つです。

  1. 天井から水滴が落ちる
  2. 天井や壁紙に染みができている
  3. 壁紙が湿る・膨らむ・はがれる
  4. 室内がカビ臭い
  5. 雨の日に壁や天井から流水音がする

特に室内がカビ臭い場合、見た目では全く分からないうちに、構造内部の木が腐食している可能性があります。結露も室内のカビを発生させるため、日頃から除湿や換気はおこなってください。

屋根からの雨漏りの原因3つ

一般的な家屋の屋根(三角形の屋根)が雨漏りをする原因は3つです。

  1. 屋根の素材が劣化

屋根材は常に雨・風・雪によってダメージを受けており、5年〜15年周期のメンテナンスを怠ると、雨漏りの可能性がでてきます。

  1. 板金やルーフィングと呼ばれる防水機能を持つ部分が劣化

板金の劣化や台風による歪みは、屋根本体のトラブルよりも雨漏りの原因になりやすいものです。また、雨漏り防水の最後の砦となるルーフィング(下葺き材)が劣化していると、雨漏りの根本的な解決はできません。

ルーフィングの寿命は20年程度のため、注意が必要です。

  1. 建築業者や、リフォーム業者による施工不良

建築時やリフォーム時の施工不良によって雨漏りが発生する場合もあります。年数が経っていないのに雨漏りした場合、業者の施工不良も疑いましょう。

三角形の屋根は建築10年後から雨漏りを起こす可能性がでてきますが、防水工事業者では対応できません。どのような問題でも、板金屋、屋根屋、瓦屋に連絡しましょう。

陸屋根からの雨漏りの原因3つ

陸屋根は、主にビルやマンションに主に用いられる平面な屋根です。陸屋根は木造建築では難しいと言われるほど、三角の屋根と比べて雨漏りのリスクがあります。

陸屋根が雨漏りをする原因は3つです。

  1. 床材の劣化

陸屋根は常に紫外線にさらされているため、素材が少しずつ劣化してひび割れます。陸屋根の素材は約10年周期でメンテナンスを行う事で雨漏りを防げます。

  1. 屋上の壁(パラペット)や笠木の破損

屋上の手すりや壁も、劣化によりひびが入ります。また、笠木(仕上げ材)の破損や、つなぎ目のコーキングのひび割れも雨漏りの原因です。

  1. ルーフドレンの詰まり

ルーフドレンが詰まると、その周囲に水が溜まって、建物内部へ水が侵入します。また、水が長時間とどまると素材が劣化しやすくなり、水漏れの原因になります。

陸屋根が雨漏りした時は、防水機能を回復させる必要があります。専門技術が必要なため、防水工事業者に連絡しましょう。

屋根から雨漏りした時の対処法

急に雨漏りがし始めると、焦ってしまいますよね。緊急時の対処法をお伝えしますので、雨漏りの形跡に気づいたら、すぐに準備をしましょう。

屋根からの雨漏りに気づいたあとすぐにする事

雨漏りは、雨が降っても毎回起こるとは限らず、雨の強いときのみ発生する場合もあります。雨漏りに気づいたら、すぐに行動してください。

  1. 布などで床が濡れないように雨水を防ぐ。

雨水が床に染み込むと、フローリングの劣化やカビの発生等の二次災害につながります。そのため、バケツやタオルを雨漏りしている場所に置き、床が濡れないようにしましょう。

おむつやペットシーツなどの吸水シーツでも代用できます。

  1. 雨漏りの様子を写真にとる。

雨漏りの形跡や発生場所の確認は、プロでも難しい仕事です。雨漏りの様子を写真や動画で撮影しておくと、業者が現地調査にきたときに手間が省け、修理費用の削減にもつながります。

屋根の応急処置について

屋根の雨漏りは業者に依頼しましょう。なぜなら、修理に必要な技術は専門性が高く、危険をともなうからです。

令和1年〜令和3年の3年間に集計した『墜落・転落災害による死亡災害』全315件のうち、屋根・屋上等の端・開口部からの転落は、107件と全体の34.0%にあたります。

参照:建設業における墜落・転落防止対策の充実強化に関する実務者会合報告書(案)

プロでも事故が起きる屋根の修理を、自分で行うのはとても危険です。

しかし、大量に雨漏りが発生していて、自分で応急処置をしなければならない時もあります。応急処置の方法をお伝えしますので、必ず2人以上でおこなってください。

  1. 一般的な家屋の屋根(三角形の屋根)の場合

穴の開いた範囲より大きいブルーシートを被せ、土のうで固定します。

※ロープは屋根を傷付けるため使用しないでください。

  1. 陸屋根の場合

少しのひびなら、コーキング材を用いて修復が可能です。また、床面の防水機能の回復は、ウレタン塗装によってDIYができます。

しかし、自分でウレタンをDIYすることはプロの面からあまりおすすめしません。その後の防水層に悪影響を及ぼしてしまう可能性があることをよく理解した上で施工してください。

屋根が雨漏りしたら業者に修理を依頼しよう

屋根の修理を依頼したほうがよい理由は、事故回避のみではありません。

DIYを行うと余分な費用がかかったり、しっかりと直せていない場合に劣化が進み、想定外の修理費用が必要になったりする場合があります。雨漏りが発覚した段階で、業者見積もりを取りましょう。

また、三角形の屋根の場合は板金屋、屋根屋、瓦屋へ。陸屋根の場合は防水工事屋さんでの見積もりが必要です。

三角形の屋根の修理問い合わせを防水工事屋さんに行っても、『対応できない』と言われてしまいます。

雨漏りを早く修理するためにも、自分の屋根に対応した業者で見積もりを取ってください。

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優良業者の見分け方

『悪徳業者は屋根に穴をあける』という言葉を聞いたことはありませんか?

残念ながら、屋根の修理業者には一定数の悪徳業者もいるため、注意が必要です。優良業者と悪徳業者を見分けるポイントを表にまとめたので、参考にしてください。

優良業者悪徳業者
・資格を持っている
・現場を確認して見積もりする
・見積もり内容が細かい修理の説明が細かい
・築何年か聞かれる
・火災保険の加入について聞かれる
・アフターフォローが充実している身だしなみ
・マナーが整っている
・他社より安価を一番のウリにしている
・現場確認せず見積もりする
・見積もりに『一式』表記が多い
・修理工程の詳細がわからない実績が少ない
・今すぐ修理など、不安をあおる
・その場で契約させようとする
・質問に答えてもらえない部分がある

見積もり時に少しでも不安感や不快感がある場合は、違う業者へ相談しましょう。

相見積もりがおすすめ

三角屋根が雨漏りしたときは、屋根屋、瓦屋、板金屋の専門業者に依頼しましょう。

マンションやビルなどの陸屋根の場合は防水工事が必要となるため、実績の多い防水工事の専門業者へ依頼が必要です。

どちらの屋根の場合も、雨漏りの跡を見つけたなどの緊急性が低い場合は、必ず相見積もりを取るようにしましょう。他社と比較すると、より信頼できる業者かを見極められます。

<防水工事インフォメーションのリンク>

まとめ

屋根からの雨漏りは、その場だけの被害ではなく、放置すると構造部分から腐敗が進んで建物自体が傷んでしまいます。

また、マンションの住人に雨漏りの被害が及ぶと、その後の契約にも影響を与える可能性があります。

自分で修理したために将来大規模改修が必要になるケースもあるため、雨漏りを発見次第、すぐに業者へ連絡してください。

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