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費用と相場

防水工事の種類別費用

防水の工法や種類によって、防水工事の総額が大きく変動いたします。
どの部分をどの防水種類及び工法で実施するのかを工事会社としっかりと決めて行きましょう。
防水の種類によってはメンテナンス費用等も大きくことなりますので、耐久年数等もしっかりと把握する事をお勧め致します。

価格平場1㎡あたりの金額 メーカー保証 耐久年数 お勧め対象
ウレタン防水<密着工法> 3,000円〜6,500円 5年、10年※トップコートによりメンテナンスあり 12年前後 鉄骨造以外
ウレタン防水<通気緩衝工法> 4,000円〜8,500円前後 10年 13年前後 全て
塩ビシート防水<機械固定工法・密着工法> 3,000円〜6,500円前後 10年 13年前後 全て
アスファルト防水<トーチ工法、常温工法> 3,000円〜8,000円 10年※メンテナンスあり 20年前後 鉄筋コンクリート
工法の種類を知る

防水工事の費用決定要素とは?

防水工事の金額や相場は大きく以下の4つの要素で決定されます。
工事現場の状況や工法の違い等によって、大きく見積もりが変動いたします。
お見積もりの要素と相場をしっかりと理解して工事会社の選定を行いましょう。

  1. 要素1

    下地の処理

    工事対象部分の下地の状況によって変動する価格構成要素です。
    下地に凹凸や劣化が存在しそのままでは新規防水層との接着が十分では無くなってしまう場合に施工する場合があります。その他に既存防水層と新規防水層が異なる場合、雨水の流れが悪い場合に傾斜を付けることもあります。このように同じ工法でも既存防水層の状態や下地の状況によって大きく金額が異なっていく場合もあります。

  2. 要素2

    防水の工法

    防水工事を行う際には工法の種類を決めなくてはなりません。その際に現在の防水の種類や構造、使用状況によってどの工法が最適か、ご予算によっても提案できる工法は異なります。同じ工法でも保護塗料の種類やシートの種類、近年では遮熱性の材料もあるので大きく金額にが異なって行きます。対象箇所の状況や要望によって種類を決めていきましょう。各防水の工法の種類にはメリットもデメリットもあります。また、工事後のメンテナンスの必要頻度も変わってきますので、しっかりと工法の理解を深めたうえで工事工法を決定していきましょう。

  3. 要素3

    材料の選定

    防水材には各社独自の特徴をもった材料が存在します。塗膜防水で言えばフッ素樹脂がお勧めのメーカーもあればシリコン性がお勧めのメーカーもあります。このようにシート防水でも厚みが異なったり、遮熱機能を持っていたりと様々です。各施工店で得意なメーカーにより金額も異なってきます。お見積もりの際には十分に防水施工会社と相談をして決めていきましょう。防水施工箇所の使用の用途によっても材料の選定は異なり非常に重要です。

  4. 要素4

    諸費用

    諸費用とは非常に曖昧です。この費用の中には交通費であったり、工事に際し発生したゴミの処理費用、防水工事以外に必要な付随作業、又は通路の確保、通路の養生、片付け清掃、安全対策費、荷揚げ下げ費等様々です。あまりにも費用が高い場合には内容を防水施工会社に確認するようにしましょう。全体の工事費用の調整をしていたりもします。その場合は調整費となりますが防水施工会社によって考え方が様々です。

価格例

屋上防水工事インフォメーションで施工したお客様の価格例を、工法別にご紹介します。

  1. 事例1
    施工場所
    マンション
    工法
    高強度ウレタン防水フッ素樹脂コート
    面積
    260㎡
    価格
    180万円
  2. 事例2
    施工場所
    マンション
    工法
    ウレタン防水通気緩衝工法アクリルトップコート
    面積
    120㎡
    価格
    120万円
  3. 事例3
    施工場所
    商業ビル
    工法
    ウレタン防水通気緩衝工法アクリルトップコート
    面積
    180㎡
    価格
    170万円
  4. 事例4
    施工場所
    戸建て
    工法
    塩ビシート防水密着工法
    面積
    25㎡
    価格
    40万円
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